平成24年6月29日厚生労働省老健局高齢者支援課より「今夏の電力需給対策にかかる計画停電が実施された場合に備えた対応について」が送付されました。
計画停電については実施しないことが原則とされておりますが、大規模な電源の脱落等万が一に備えて、関西電力、九州電力、北海道電力及び四国電力管内については、計画停電の準備を進めておくよう呼びかけているものでした。
特に人工呼吸器等の医療機器を使用する入居者への対応については、主治医等に相談のうえ、必要に応じて医療機器製造販売業者と連携しつつ、適宜以下に例示する準備を進めるようお願いします。
・ 人工呼吸器の内蔵バッテリーの有無と持続時間・作動の再確認、外部バッテリーの準備及び事前の充電
・ 酸素濃縮装置を使用している入所者に対する必要な酸素ボンベの準備と使用方法の再確認
・ 停電等電源異常時のアラームが正しく作動するかの再確認
その他、自家発電機を有している施設については、装置の点検や燃料の確保等や、計画停電により水道や都市ガスが止まるおそれがあるので、契約の水道局やガス会社等に確認するとともに、止まるおそれがある場合は、十分な貯水をする、代替燃料を確保する等、適宜対応をお願いします。
詳しくは「高齢者施設等における計画停電が実施された場合に備えた対応について」及び「社会福祉施設等における計画停電が実施された場合に備えた対応について」をご覧ください。