平成25年12月20日付けで、社会保障審議会介護保険部会において「介護保険制度の見直しに関する意見」が取りまとめられました。
これまでも会員の皆様には会報号外・会報などでご報告しているとおり、当初、介護予防給付のすべてが地域支援事業に移行する案が示されていました。しかし、特定協を含めた各方面からの反対意見により、訪問介護・通所介護を除き、現行の仕組みが存続することとなりました。
このほか、介護保険法の改正事項は、以下の項目が挙げられています。
・地域包括ケアシステムの構築に向けた地域支援事業の見直し |
厚生労働省は、今後、この意見に基づき、介護保険法改正法案を作成し、来年(2014年)3月に国会に提出します。改正法が成立すれば、大部分は2015年4月から施行される予定です。
特定協では、2014年1月から全国4ヶ所において、「特定施設経営者・管理者セミナー」を開催します。厚生労働省の専門官をお招きし、介護保険制度改正の概要をご説明していただくほか、これからの特定施設について考える場としたいと考えております。ぜひご参加ください。