厚生労働省ホームページに「介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会における議論の中間的な整理」が掲載されましたのでお知らせいたします。
2012年3月から開催されていました「介護支援専門員(ケアマネジャー)の資質向上と今後のあり方に関する検討会」において、次回の介護保険制度改正や次期介護報酬改定に向けて検討すべきことや見直すべきことについて、中間的なとりまとめがなされています。
特定施設における介護支援専門員についての記述はありませんが、介護保険施設における介護支援専門員については、以下の記載があります。
(4)介護保険施設における介護支援専門員について
○ 施設における介護支援専門員については、社会保障審議会介護給付費分科会の審議報告においても「施設におけるケアマネジャーの役割が不明確なのではないか」といった指摘がされている。
○ 介護老人福祉施設及び介護老人保健施設については、入退所時における家族や居宅介護支援事業所の介護支援専門員などとの調整・連携、ケアカンファレンスにおける多職種協働の円滑化など、ソーシャルワークやケアマネジメントの知識や技術を有する者がその役割をしっかり担えるよう推進していくことが必要である。
介護療養型医療施設についても、施設の特性にかんがみながら、介護支援専門員が多職種協働の下で質の高いケアマネジメントを進めていくことが必要である。
○ 以上を踏まえ、ソーシャルワークやケアマネジメントに係る知識や技術を有する者による介護保険施設の入所者に対する支援を充実させるため、生活相談員や支援相談員について、介護支援専門員との現状の役割分担にも留意しながら介護支援専門員等の資格取得を進めていくべきである。
○ また、地域ケア会議においては、施設ケアプランについても検討していくことが適当である。
詳しくは、以下をご覧ください。