厚生労働省老健局高齢者支援課認知症・虐待防止対策推進室より、「かりつけ医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン 」が発表され、特定協にも送付がありましたので、お知らせいたします。
「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」では、その計画の一つとして「認知症の薬物治療に関するガイドライン」の策定を予定されていました。
今般、平成24年度厚生労働科学研究費補助金厚生労働科学特別研究事業において行われた「認知症、特にBPSDへの適切な薬物使用に関するガイドライン作成に関する研究」の成果として、当該ガイドラインが策定、公表されました。
本ガイドラインでは「向精神薬の使用に際して、身体拘束を意図した投薬は避けるべきであり、いかなる場合でも認知症になっても本人の意思が尊重される医療サービスが提供されるように努めるべき」とされ、主な向精神薬の特徴や適切な使い方の留意点について示されています。
特定協でも、平成24年度老人保健健康増進等事業「特定施設入居者の服薬内容の検証に関するモデル事業」において、協力医療機関・薬局・特定施設の連携をさらに進めるべきとの提言を行いました。
本ガイドラインも、協力医療機関や薬局とのコミュニケーションツールの一つとしてご利用下さい。
詳しくは、以下のガイドラインをご確認ください。