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2015年1月6日 行政情報

「リステリア(細菌)」による食中毒にご注意ください。

  今般、 乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(昭和26年厚生省令第52号)及び食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号)の一部が改正されたことについて 、別添のとおり「リステリア・モノサイトゲネスに係る周知ついて(依頼)」(平成27年1月5日付厚生労働省老健局総務課事務連絡)が各自治体担当部(局)あてに発出され、業界団体あてにも厚生労働省老健局高齢者支援課より事務連絡がありました。

  リステリア(リステリア・モノサイトゲネス)は、動物の腸管内や環境中に広く分布している細菌で、食品を介して感染する食中毒菌です。熱には弱いですが、多くの食中毒菌が増殖できないような低温や高い塩分濃度の食品でも増殖します。欧米では、ナチュラルチーズ、生ハム、スモークサーモン等を原因としたリステリアによる集団食中毒が発生しています。また、国内では、乳製品や食肉加工品などから、菌数は少ないですが、リステリアが検出されています。
  リステリアに感染したときの症状の重篤度には個人差がありますが、特に妊娠している方、高齢の方、免疫機能が低下している方は重症化しやすいので注意が必要です。

  事業者の皆様におかれましては、「リステリア」による食中毒を防ぐために衛生管理の徹底をお願いします。特に、ご入居者の居室、食堂の冷蔵庫にあるチーズ等の乳製品などの保存温度、消費期限、「要加熱」の表示などに注意が必要です。下記リーフレットも参考に、施設内での食中毒にご注意ください。

  詳しくは下記をご覧ください。