厚生労働省では、死傷災害発生件数の2割以上（23,729人・平成26年12月末時点速報値）を占め、近年増加傾向にある「転倒災害」に着目し、労働災害防止団体とともに「STOP！転倒災害プロジェクト2015」 （別添）を主唱して、各事業場における転倒災害防止対策の展開を図っています。
労働力人口の高齢化の一層の進行が見込まれる中、事業場における転倒災害防止対策の重要性はますます高まっております。厚生労働省の資料では、全産業を対象としたものであるため、介護事業者には当てはまらないものもありますが、職員が安心して働ける職場環境をつくることは共通しています。特定施設事業者の皆様におかれましても、プロジェクト趣旨をご理解の上、「職場の危険を洗い出そうチェックリスト」などを参考に、転倒防止・安全対策に取り組んでいただきますよう、よろしくお願いします。
―STOP！転倒災害プロジェクト2015―
【趣旨】
職場における転倒リスクの総点検と、必要な対策を講ずることにより、職場の安全意識を高め、安心して働ける職場環境を実現することを目的として実施
【期間】
平成27年１月20日から12月31日まで
（積雪や凍結による転倒災害が多発する２月と、全国安全週間の準備月間である６月は重点取組期間とされています。）
詳しくは下記をご覧ください。