厚生労働省より、医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンスの一部改正についての通知がございましたのでお知らせします。
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医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いを支援するために、
「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」
（平成29年４月14日付け通知。以下「ガイダンス」という。）を作成し、その
周知を図っているところです。
今般、個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律（令和２年法律第44号）
及びデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律（令和３年法律第
37号）の一部が令和４年４月１日に施行することに伴い、ガイダンスの一部を改正し、
別紙のとおり各都道府県知事宛てに通知しました。
（改正の概要）
令和２年改正法及び令和３年改正法を踏まえ、新設された制度の解説や用語の整理等、所要の改正を行うもの。
主な改正事項は以下のとおり。
＜令和２年改正法関係＞
○ 仮名加工情報、漏えい等報告等について、事業者に求められる事項の
解説 等
＜令和３年改正法関係＞
○ 医療分野・学術分野の規律を統一するため、国公立の病院、大学等には
原則として民間の病院、大学等と同等の規律が適用されることとなること
を踏まえたガイダンスの適用関係の明記
○ 学術研究に係る適用除外規定について、一律の適用除外ではなく、義務
ごとの例外規定として精緻化されることを踏まえた、学術研究に係る例外
規定に関する解説の追記 等
＜その他＞
○ 下記の事務連絡等において示した内容の反映 等
・ 「新型コロナウイルス感染症に係る医療機関間での個人情報の共有の
際の個人情報保護法の取扱いについて」（令和２年４月28 日付け厚生労
働省医政局総務課事務連絡）
・ 「地域医療情報連携ネットワークにおける同意取得方法の例について」
（令和２年３月31 日付け厚生労働省医政局総務課事務連絡）
・ 「公益目的による個人情報の取扱いに係る例外規定の運用の明確化」
に関する「「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン」及
び「個人データの漏えい等の事案が発生した場合等の対応について」に
関するQ&A」の更新（令和３年６月）