厚生労働省新型インフルエンザ対策推進本部事務局より2009年9月6日付けで「新型インフルエンザワクチン(A/H1N1)の接種について(素案)」に対する意見募集が行われております。
この素案においては、新型インフルエンザワクチンの優先接種対象者を、次のような順位で定めており、特定施設を含む介護事業の従事者が含まれておりません。
(1) インフルエンザ患者の診療に従事する医療従事者(救急隊員を含む) 約100万人
(2) 妊婦 約100万人
(3) 基礎疾患を有する者 約900万人
(4) 小児(1歳〜就学前) 約600万人
(5) 1歳未満の小児の両親 約200万人
しかしながら、特定施設事業は、新型インフルエンザが流行しても継続しなければならず、また、特定施設には基礎疾患を有する高齢者が集住していることから、特定施設事業の従事者にはワクチンを優先接種すべきと考えます。
特定協としてはこれまでも厚生労働省老健局に対して要望しておりましたが、今回の意見募集に対しても特定施設事業の従事者のワクチン優先接種を強く要望したいと考えております。各特定施設事業者およびその従事者の皆様におかれましても、意見募集期間は9月13日(日)12:00までとされておりますので、直接その声を届けていただきますようお願い申し上げます。(意見提出の際には、入力フォームの「※件名」欄に「「新型インフルエンザワクチン(A/H1N1)の接種について(素案)」について」と入力してください。)