平成23年3月11日発生の「東北地方太平洋沖地震」について、被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。まずは、入居者の生活の安心の確保と職員の安否確認・勤務体制の整備をお祈り申し上げます。
事務局からのお願いです。「東北地方太平洋沖地震」について、会員非会員を含めて特定施設の安否情報を収集しています。週末については、次の連絡先までご連絡ください。
当協議会としては、物的支援・人的支援の両面に関して、被災された特定施設の皆様にでき得る限りのご支援をいたしたいと存じます。ライフライン・交通手段が整わない中ではありますが、併せてご相談ください。
【連絡先】3月12日(土)・3月13日(日)10:00-18:00に限り
(株)ベネッセスタイルケア法務・コンプライアンス部
Tel 03-5766-9804
Fax 03-5766-9815
E-Mail hi-nagata@mail.benesse.co.JP
※メールアドレスについては、末尾を小文字jpに変更してお送りください。
また、阪神淡路大震災で被災された施設の方から、次のアドバイスを頂戴しておりますので、ご参考までお送りいたします。
■ご入居者
各地で阪神淡路大震災を踏まえた対策を行っていると思われるので、ライフラインの復旧は2日程度で行われると思われますが復旧までの間で次のことが早急に必要となります。
・飲料水、生活水の確保
⇒特に飲料水は不足のある施設では早急に市販飲料等の援助物資が必要です
・非常時の食事
⇒ライフライン復旧まで備蓄食料で賄えない場合は食料の援助も必要ですが、プロパンやカセットコンロの調達も必要になります。
・防寒対策
⇒電気、ガスの供給停止期間中の対策として、代替暖房(阪神淡路大震災当時はストーブ対応を行いました)や毛布の供給が必要になります。
・要介護の方の排泄に関わること
⇒紙オムツや清拭物品の不足がある場合、援助物資が必要と思われます。
■職員
・安否確認 ⇒出勤可能な職員の早期把握が必要です
・勤務体制の整備 ⇒緊急時の業務体制を早い段階で組み上げて、明確に職員に示すことができればベストです。
※現段階のことではありませんが、今後、職員の疲弊を緩和するケアも必要です。
■緊急受け入れについて
・行政レベルでは、緊急受け入れ先と受け入れ可能人数を早期に把握して、受け入れをコーディネートする機関が機能することが必要と思います。
■援助物資・人的援助について
当たり前のことですが、被災地で何の援助が求められているか、現地で情報を集約している機関・現地からの情報を集約している機関と早期にアクセスして確実な情報を得て援助方法を検討することが必要です。