被災特定施設の支援のため、会員事業者の協力を得て、支援スタッフを派遣しております。
第3チームとして、4月6日(水)から12日(火)の予定で、以下の4名の方に仙台の「ケアハウスうらやす」、「ハートフル仙台」等の支援のため現地に入っていただいております。
- 特定協事務局員 調 豊彦 (財団法人京都ライフクリエイト事業団 ライフ・イン京都)
- 伊庭 史子 様 (株式会社三輪 介護付有料老人ホーム緑風館)
- 橋本 美幸 様 (ワタミの介護株式会社 レストヴィラ戸田)
- 田 一裕 様 (株式会社チャーム・ケア・コーポレーション チャーム枚方山之上)
3日目(4月8日)および4日目(4月9日)の活動内容をご報告します。
介護老人保健施設春風のころに避難されている「ケアハウスうらやす」様では、次のようなことに取り組んでいます。津波の被害を受けた元々の施設で想い出の品々を集めてお持ちするお手伝いを予定しておりましたが、4月8日深夜の余震もあり、4月9日は避難先での支援に留まりました。
・アクティビティー(歌)
・散歩、歩行訓練(盲目の方)の支援
・傾聴
・トイレ誘導
・ご利用者様のアルバムの泥おとし、乾燥、写真の整理
・介護ベッドの組み立て
・フロアの清掃
・物資の仕分け、整理
・ケアマネジャーからの意見聴取
・情報提供(介護保険最新情報VOL.189(東日本大震災に伴う介護報酬上の取り扱い)
一方、「ハートフル仙台」様では、次のような活動を行っています。
・傾聴
・アクティビティー(映画会「男はつらいよ」、風船バレー、歌)
風船バレーについては、「震災後はじめて汗をかいた」「ひさしぶりに体を動かすことができて楽しかった」「よい運動になった」と大変喜ばれた模様です。3大介護(食事・排泄・入浴)優先になっていたため、震災後の運動は初めてでストレス解消につながったようですが、入浴が十分にできないため運動に消極的になられる方もおられたそうです。
継続的な支援に入る中で、物資などの具体的なご要望をいただいており、次のチームが届けられるよう準備を行っております。
引き続き、全国の特定施設事業者の皆様におかれましては、被災特定施設の支援スタッフの派遣にご協力を賜りますよう、何卒ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。