ホーム お知らせ 全国介護付きホーム協会からのお知らせ 【被災地支援】被災特定施設に支援スタッフを派遣しています(13) 第8チーム(5月7日〜5月13日)

2011年5月16日 お知らせ

【被災地支援】被災特定施設に支援スタッフを派遣しています(13) 第8チーム(5月7日〜5月13日)

 4月6日から仙台で津波の被害を受けた特定施設を支援するため、会員事業者の協力を得て、支援スタッフを派遣しております。

 5月7日(土)から5月13日(金)まで、株式会社寿恵会 ネオサミット湯河原の堺様(元特定協事務局員)をリーダとして第8チーム5名の方が、被災した特定施設の支援を行いました。

 「ウェルフェアー多賀城」様の支援
  堺幸治様(株式会社寿恵会 ネオサミット湯河原 総務課係長)
  石田雄一様(東電ライフサポート もみの樹・練馬)
  片倉智春様(ワタミの介護株式会社 レストヴィラ綱島)

 「ハートフル仙台」様の支援
  物江弘美事務局員(株式会社寿恵会 ネオサミット湯河原 生活サービス課副主任)
  佐藤睦様(株式会社ベネッセスタイルケア)

 初日(5月7日)は、第7チーム(リーダー:ベネッセスタイルケア今井様)4名と被災施設の状況や支援方策などの引継ぎ・意見交換を行いました。

 2日目(5月8日)からは2班に分かれて本格的な支援に入りました。

 「ウェルフェアー多賀城」の避難先の杜のまちクリニックでは、2日目、3日目と、傾聴、レク(塗り絵、折り紙、体操、歌)に加え、1組3〜4名のご入居者とお散歩にお出かけしました。久しぶりに外の空気を吸ったとのことでとても喜んでいただきました。また、仙台方言版のかるたを購入し、皆さんと一緒に楽しみました。ご入居者の昔話に花が咲き、最後に施設長様も参加され、有意義な時間となりました。

 4日目(5月10日。この日は2班合同での活動。)、5日目(5月11日)は、津波の被害を受けたウェルフェアー多賀城において、漂流物の撤去や備品・家具やゴミの仕分け作業を行いました。第4チームおよびサン・ラポール南房総隊などが玄関前に運び出した各種物品を仕分けしました。ウェルフェアー多賀城の職員の方にも喜んでいただけ、お礼の言葉を頂戴し、支援スタッフとして目に見える形で後方支援ができ、嬉しく思いました。
 最後に残った大量の土を片付けるため、土嚢袋を購入しようとしましたが、現地では品切れで、第9チームへの引継ぎ事項となりました。

( 作業後(5月11日夕方)
作業前(5月10日午前) 作業後(5月11日夕方)

 「ハートフル仙台」では、体操、嚥下体操、ストレッチ、紅白旗上げゲーム、折り紙、DVD鑑賞などのアクティビティのほか、ハンドマッサージ(タクティールケア)を行いました。ご入居者は、特定協の支援スタッフに慣れていただいており、積極的に話しかけていただいたり、自然と受け入れてくださいます。

 6日目(5月12日)は、第8チーム5名全員で、午前は「ハートフル仙台」、午後は「ウェルフェアー多賀城」にお伺いして、出し物(ひげダンス、バルーンアート、マジック)を行いました。現地の施設の職員にも参加していただき、皆さんで楽しんでいただけました。

 5月12日の夜は、第9チーム4名と引継ぎ・意見交換を行い、7日目(5月13日)午前の両施設と第9チームとの顔合わせに立ち会って、支援を終了しております。