ホーム 活動報告 第1回 横浜市研究会

2003年5月2日

第1回 横浜市研究会

 去る5月2日(金)、特定協としては初の試みとなる、地域ごとの会員活動「横浜市研究会」が横浜市の“ウィリング上大岡”で開催されました。

 

 これは、同じ地域で運営している会員同士が情報のネットワークを張り、お互い切磋琢磨できる環境作りをしていくことを目的としています。

 

 今回は、横浜市福祉局総務部企画課から松本担当課長をお招きしての講演と情報交換会で約2時間という内容で、8法人(16施設)から18名の方々が参加されました。

 

 前半の約1時間は松本課長による講演で、議題として本年4月1日から施行された「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部改正」、「横浜市介護保険制度の実施状況」、そして「第三者評価の取組」について等それぞれ特定施設事業者の視点でわかりやすい解説をしていただきました。参加者からも「今後の施設の方向性を検討する参考にする」「普段聞けない話を聞けた」といった満足度の高い声が聞かれました。

 

 後半の1時間は情報交換会として、松本課長も交えたフリーディスカッションの場を設けました。特にテーマは設けませんでしたが「医療行為への対応」、「福祉用具の用意」について等日頃施設を運営していく中で苦慮されている問題について意見交換が行われました。しかし、こちらに関しては、「時間が短い」「テーマ設定や席次の工夫が必要」といったご意見を多数いただき、次回開催時の課題となりました。

 

 今回は地域ごとの会員活動の第1弾として横浜市での、事務局が企画しての開催となりましたが、この横浜市の活動が恒常的に、また、会員の方々の自主的な活動として行われるようにしていきたいと考えています。さらに、このような地域ごとの会員の研究活動を支援し、広げていきたいと考えています。「われわれの地域でもやってみたい」という方がいらっしゃいましたら、事務局までご連絡ください。事務局としても、できるだけの協力をしていきたいと考えています。

 

 なお、横浜市内で運営中(運営開始予定)で今回参加されなかった皆様で、当日配布資料をご希望の場合は郵送いたしますので、事務局までご連絡ください。