今回は、2月21日、東京・東条インペリアルパレスにおいて開催しました。
51名(34法人)の会員の皆様にご参加いただき、武田事務局長の挨拶に引き続いて熱心なグループディスカッションが行われました。
ディスカッションは、株式会社西日本医療福祉総合センターの中井取締役部長にコーディネーターをお願いし
- スタッフの採用と導入研修
- スタッフのモチベーション向上
- ご入居者・ご家族への対応において問題と思っていること、失敗した事例
- 運営懇談会の運営方法・内容
という四つのテーマについて、参加者があらかじめ希望されたグループに分かれ、意見交換を行いました。
今回のグループ分けは希望テーマごとに施設の規模、形態を考慮して行い、「各ホームの紹介等に時間が取られ、十分な話し合いをすることができなかった」というご意見をいただいた前回の反省を踏まえて、事前にグループ内メンバープロフィールと施設プロフィールをご参加者に送付させていただきました。
落ち着いた、しかし、熱いディスカッション
ディスカッションに先立ってグループごとに簡単な自己紹介をした後、進行役のリードにより話し合いが始まりましたが、ご参加者は終始和やかながらも前回にも増して熱心に意見交換をされ、途中10分間の休憩を挟んで2時間というディスカッションの予定時間が短く感じられるほどでした。
コーディネーターの中井様からは「同業者の話は宝物、同業者の知人は財産。」「事例の多さはホームの財産、困難な事例の多さはホームの懐の深さ。」また、「それぞれのホームの歴史に長短はあるが、『特定施設事業者』としては全員満3歳。横一線のスタートで今日に至っている。『特定施設事業者』が社会的に高い評価を得る為には、事業者自身の向上が不可欠。」とのお話をいただきました。特定協としても、今後とも宝物、財産を増やしていけるよう、ホームページや研究会を通して、皆様とともに活動をしていきたいという思いを新たにしました。
アンケートでは、「各施設で困っていること、工夫していること等、さまざまな事例を交えながら聴けて良かった」「漠然とした悩みや問題が構造的に整理された」「同じようなテーマに関心をもち、それに取り組んでおられる生の声が聞けて参考になった」「事業を開始したばかりなので、非常に参考になった」「第1回と比べて十分な討議ができた」などのご感想をいただき、今回の研修内容についても、9割以上の方々から「満足した」との評価をいただくことができました。
中には、「ディスカッションの内容を綿密にしてほしい。時間が足りなかった」というお声もいただいており、アンケートの結果を踏まえて、今後の定例研究会企画の参考にしていきたいと考えています。
次回以降も会員の皆様方の積極的なご参加をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。また、コーディネーター等のご依頼をさせていただく場合もあるかと思います。その際には、ぜひご協力いただきますようお願いいたします。
最後になりましたが、多大なるご協力をいただきましたコーディネーターの中井様に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。