2009年4月3日に、島根県松江市「ホテル宍道湖」において、特定施設や住宅型有料老人ホームの16施設25名の方がお集まりになり、島根県特定施設有料老人ホーム事業者連絡会(特有連)総会が開催されました。特定協事務局もお招きいただき、事務局次長の長田より、介護報酬改定及び改正介護保険法(業務管理体制の整備)についてご説明いたしました。
総会の前半は、島根県高齢者福祉課施設グループより、「平成20年度介護保険施設(事業所)特定施設入居者生活介護 集団指導」がありました。島根県・鳥取県が作成した「有料老人ホーム事業者のためのガイドブック」に基づき、先般の高齢者施設火災を受けた防災体制・設備の確認を含め、事業運営に当たっての留意事項やサービス向上に向けたご指導の後、介護報酬改定及び改正介護保険法に関する情報提供が行われました。
後半は、特定協より、介護報酬改定・改正介護保険法の最新情報として、事業者の立場に立った運用上の留意事項や特定協の活動内容などをご説明いたしました。各事業者からは医療機関連携加算の記録帳票について細部にわたるご質問をいただきましたが、特定協としては「これまでの医療機関との連携が加算制度として認められたのであり、加算制度に振り回されて書類などの事務量が増えることがないよう、各施設の実状に応じた対応をお願いしたい」とご説明しております。
最後に島根県特有連の加藤会長から、「特定協に未加入の事業者はぜひ特定協に入会していただきたい。島根県特有連は今のところ年会費を集めて運営することは考えていないので、年会費は特定協にお支払いいただき、島根県特有連が特定協の島根の支部のような形で活動していきたい。」とのご挨拶を頂戴しております。 島根県特有連では、2009年秋に出雲市において「介護実践研究発表会」を開催される予定であり、特定協としても何らかの応援をさせていただきたいと考えております。