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2010年3月29日

京都府特定施設協議会と相互会員になることになりました。

 桜の開花に賑わう中、季節外れの雪が降った京都で、去る3月29日(月) 京都市西京区にある介護付有料老人ホームライフ・イン京都会議室におきまして、京都府下にある特定施設事業者の団体として活動する京都府特定施設協議会(14法人14施設16名参加)の総会が開催されました。京都府特定施設協議会の会長は、特定協の加藤伸二理事(サンライフ三友 加藤副施設長)が務めておられます。また地域との連携を図る活動の一環として特定協からは事務局長の長田が出席させていただきました。

 

 京都府特定施設協議会には、特定協から相互会員化(京都府特定施設協議会を特定協の賛助会員とし、特定協を京都府特定施設協議会の会員とする)ことをご提案しておりました。これは中央からの情報収集・情報発信だけでなく、各地域の特定施設団体と連携して地域の特定施設事業者の行政に対するご意見や特定協に対するご要望を伺いたいとの考えによるものです。今回の京都府特定施設協議会総会の中で、この相互会員化の審議が行われ、承認を得ることができました。

 

相互会員化の審議の様子

 

 また、総会に引き続き研修会(参加者25名)が開催され、第1部では特定協事務局長の長田より「特定施設の医療に関する現状と法的課題」をテーマに講演し、特定施設における医療処置の現状や注意点、看護師の医療行為、介護職員の一定の医療行為の解禁に向けた要望、医療との連携等について説明させていただきました。第2部では特定協の平成21年度の活動として実施している介護従事者定着率向上事業の一環のメンタルヘルスケア事業を担当する沼田泰子氏(NPO法人ファミリーカウンセリングサービス本部)が「カウンセリングマインドを身につけよう」をテーマに講演し、施設でのメンタルケアの導入、取り組み方法にポイントを絞って説明いたしました。

 

 なお総会、研修会後には会場を移して京の創作料理店で懇親会が盛大に行われ、時間が経つのも忘れ活発な意見交換が行われました。

 

 今回は京都府特定施設協議会と交流を深めることができましたが、今後も他の地域の特定施設事業者団体との交流、連携を図りながら、全国規模の特定施設事業者団体として特定施設事業に関する課題に対して取組んで参りたいと思います。 また、特定協会員の皆様の中で、地域の特定施設団体、部会や分科会等の集まりがありましたら是非お声掛けください。様々な機会で地域の事業者様との交流を図りたいと考えております。

 

 今後とも特定協の活動につきまして、ご理解、ご支援賜りますようお願い申し上げます。