平成23年10月28日、通常の事務局員のメンバーに加え、各地域でご協力いただいております会員の皆様をお招きし、「第3回拡大事務局会」をTKP八重洲カンファレンスセンターにて開催いたしました。各地域で協力いただいている会員の皆様および通常の事務局員計40法人44名が地域活動のあり方と会員拡大について語り合いました。
今回は、「地域での取組みが始まったところのご紹介」と、「会員拡大にむけての自由討論」となっており、今後の地域活動にお役立ちいただけるようなコンセプトとなっております。
- 第1部
- ・当協議会の市原代表理事(株式会社サン・ラポール南房総代表取締役)より挨拶
- ・長田事務局次長より「今年度の特定協活動報告及び予定」、「最近の制度動向について」
- ・「新規に立ち上がった連絡会のご紹介」から3地域より発表
- 第2部
- ・「福岡県特定施設連絡会」「広島県特定施設連絡会」「京都府特定施設協議会」より一歩踏み込んだ活動についての発表
- ・各エリアごとにグループになり自由討論
- ・宮城県・福島県・茨城県よりお越しいただいた協力事業者様から、震災当時のお話し
- ・「事務局から今後のご協力のお願い」
市原俊男代表理事
((株)サン・ラポール南房総代表取締役)
長田事務局次長
市原代表理事のご挨拶の後、長田事務局次長より「今年度の特定協活動報告及び予定」と「最近の制度動向について」ご説明いたしました
次に「地域での取組みが始まったところの紹介」では、「熱海・伊東地域連絡会」、「愛知県特定施設連絡会」、「世田谷区特定施設連絡会」より、それぞれ発表していただきました。
熱海・伊東地域連絡会
愛知県特定施設連絡会
世田谷区特定施設連絡会
休憩時間を挟み、第2部「会員拡大にむけての自由討論」では、地域エリアごとのグループ席に分かれて困っている事・悩み事等について議論しました。
まず、「福岡県特定施設連絡会」・「広島県特定施設連絡会」・「京都府特定施設協議会」より一歩進んだ取組みについて発表致しました。
福岡県特定施設連絡会
広島県特定施設連絡会
京都府特定施設協議会
次に、各エリアのグループで地域活動を盛り上げ、特定協の会員を増やすための方策について話し合いました。ほんの一部ですが、ご紹介します。
- 【東北エリア】
- ・東北での活動を増やして欲しい。施設を会場として提供するので今年度の制度改正・報酬改定の説明会を開催して欲しい。それをきっかけに会員同士の連携を深めるとともに、入会促進も進めたい。
- 【東京エリア】
- ・理事、事務局員は、過去のネットワーク(社歴・職歴)を活用して勧誘する
- ・特定協の認知度の低さが、勧誘の阻害となっている。
- 【神奈川エリア】
- ・施設が離れていて集まるのが大変(導線が悪い。会場を決めるのに苦労している。)
- ・もう少し専門的な(ケアプラン、加算等)話を出来るようにしたい。個々の話を掘り下げられるようにしていきたい。
- ・かながわ福祉サービス振興会の特定施設部会は、県内で特定施設が300施設を越えたが、サービス内容にバラつきがあり質の向上をするために設立された。
- 【関西エリア】
- ・関西では、東京都内で活発に議論されている一時金の問題について、関心があまり高くない。もうひとつ盛り上がりを欠く。
- ・福岡事務局会、広島事務局会に出向いて、関西には、何が足りないのかどのようにすべきなのかといったノウハウを吸収することもしていきたい。
- 【中国・四国エリア】
- ・アンケート調査等を行いタイムリーなテーマを選ぶ。
- ・職員を極力たくさん参加させる。他の事業者と交流する場があまり無いので交流の場とする。
最後に、震災に遭われた宮城県・福島県・茨城県よりお越しいただいた4施設の協力事業者様より震災当時の状況についてお話していただきました。
ローズヴィラ水戸
菊池様
いわきふるさとの楽園
佐藤様
聖ハートフルケア
「十字の園」池田様
さくらハウス西花苑
鈴木様
懇親会の様子
17時30より会場を移し、懇親会を行いました。
新しく活動し始めた地域の方々を含めて、全国で地域活動に取り組まれている方々が交流する事ができ、うまくいっている事例や工夫を共有する良い場を提供する事ができました今後の活動へ活かしていただき、さらなる地域での活動が有意義なものになると確信しております。
最後になりますが、ご参加いただきました皆様、開催にあたって協力いただきました皆様ありがとうございました。
なお、拡大事務局会の説明資料は、会員専用ページに説明会資料を掲載致しておりますので併せてご覧ください。