「特定施設におけるケアマネジメントに関する研究会」を8月9日から開催しています。
有料老人ホームやケアハウスにおける特定施設入居者生活介護は、「住まい」における生活全般の支援をサービスとして、都市部を中心に拡大を続けています。しかし、特定施設で行われる介護・生活支援は各事業者の創意工夫に委ねられており、体系的にまとめられているものではなく、その核心も明らかではありません。
本研究会は、各特定施設事業者のケアマネジメントの質の向上に資するため、実践を意識しながら、特定施設におけるケアマネジメントの目指す方向性、あるべき姿・手法等を整理することを目的としています。
委員構成については、以下の「資料1:特定施設におけるケアマネジメント研究会 開催要項」をご覧ください。
第1回は、8月9日に、株式会社メッセージ運営の「アミーユレジデンス東六郷」見学の後、委員の問題意識発表、株式会社メッセージ(西澤委員)のケアマネジメント発表、自由討論を行いました。
第2回は、9月6日に、株式会社木下の介護運営の「ライフコミューン深大寺」見学の後、特養のケアマネジメント事例発表(助川委員)、株式会社誠心(吉松委員)の事例発表、有限会社加藤サンライフ三友(加藤委員)の事例発表、自由討論を行いました。
第3回は、11月2日に、株式会社想運営の「グラード名古屋駅前」見学後、株式会社想(吉村委員)の事例発表、株式会社木下の介護(長内委員)の事例発表、株式会社誠心吉松委員より終末期ケアについて発表後、自由討論を行いました。
今後、12月(第4回)を経て、意見の取りまとめを行い、2011年度中に会員事業者の皆様に情報提供をいたします。
第1回ケアマネジメントに関する研究会の様子
第2回ケアマネジメントに関する研究会の様子
*会員ページに研究会資料を掲載しています。個人情報保護のため、一部資料は削除してあります。