大阪会場
平成25年11月8日(金)大阪会場、平成25年11月11日に東京会場で、「特定施設のためのケアマネジメント研修会」を開催しました。大阪会場では42法人(会員33法人、一般9法人)57名(会員48名、一般9名)の方に、東京会場では49法人(会員41法人、一般8法人)89名(会員80名、一般9名)の方にご参加いただきました。
大阪会場グループワーク
今回の研修では、ケアタウン総合研究所所長の高室成幸先生に「多職種連携のチームケアとモチベーション~施設ケアマネジャーのポジショニング~」と題した講演をしていただき、高齢者施設が抱える「問題と課題」、「チームケア」を支える専門職連携の勘所、「チームケア」と「施設ケアマネジメント」等について学びました。施設ケアマネジメントでは、ケアマネジャーのみでケアプランを作成せず、介護職員、看護職員なども含めたカンファレンスにより「チームケア連携シート」を作成し、それを纏めた物がケアプランになるようにすると、チームにまとまりができるとの話がありました。
東京会場 講義の様子
東京会場
また、終了後のアンケートでは、両会場とも90%の方から「とても満足」「満足」の評価をいただきました。研修に対しての施設での活用度については、両会場ともに活用できるとの回答が20%、取り組んでいきたいと回答された方が半数近くおられました。以下、アンケートの意見の自由記述欄をご紹介します。
- 「おもてなし」と「ケア」、ホスピタリティなどの違いについて改めて気づいた。介護を商品として考える事をしなかった。これまでは福祉面だけの考えをしていたので、本日は目からうろこの様な気持ちになり学んだ。
- ケアマネジャーは、ケアプランだけではなく、職員とのコミュニケーションや関係性が大事。今までケアプランを作る事だけで必死でしたが、これからは苦手職員にも一言ほめるようにし、良い関係を作っていこうと思う。
- 同じ職種の方と接する機会が少ないので、素朴な質問など色々な話が聴けたので、今後の参考にします。