研修会の様子
2月4日(月)に大阪市北区ブリーゼプラザにおきまして、平成24年度第2回定例研究会(大阪)を開催し、関西地区の特定施設事業者を中心に約80名にお集りいただきました。
長谷工総合研究所
吉村直子上席研究員
高齢者の住まいを取り巻く環境が変化する中、市場から選ばれる特定施設として継続的に運営していくヒントを得る機会として、「期待される特定施設をめざして」をテーマに(株)長谷工総合研究所の吉村直子上席主任研究員、医療法人豊隆会理事長ちくさセントラルクリニック院長の加藤豊氏を講師としてお招きしました。
吉村直子様には「高齢者の住まいの事業環境 ~選ばれる特定施設になるために~」と題して講演いただき、包括ケア型の特定施設の特徴や優位性について、また、専門的な認知症ケア・ターミナルケアが重要な機能の1つであり、地域資源として特定施設が期待されているということについて、豊富なデータを元に、詳細な分析を交えながらお話いただきました。
医療法人豊隆会
加藤豊 理事長
加藤豊氏からは「医療からみた特定施設に期待するもの」と題し、多くの在宅医療を実践している経験を元に、特定施設には予防医療の推進、医療処置の支援、看取りの役割が望まれているといったお話を、実際の症例の映像などを織り交ぜながらわかりやすくご講演いただきました。
両講演を通じて、自らの運営している特定施設について、市場から期待されている役割と今後の運営のヒントを多く得ていただけたことが参加者のアンケート結果にも表れておりました。
最後になりますが、今回ご参加いただいた皆様ありがとうございました。特定協は今後も皆様にとってより良い活動ができるよう取り組んでいきます。
なお、第2回定例研究会の説明資料は、会員専用ページに説明会資料を掲載致 しておりますので併せてご覧ください。