今回の研修には、27法人(会員19法人、一般8法人)、46名(会員34名、一般12名)の方が集まりました。
研修会の様子
第1部では、株式会社想事業本部長の吉村仁志氏が、「看取り介護~特定施設における看取りの基本~」をテーマに研修を行いました。
受講生からは、「特定で看取りを求められている現状、またどのような心構えで行うべきなのか等、わかりやすく解説していただいて、とても勉強になった。自分自身の経験も浅く、知識も不足しているため、今回の研修を活かし、スキルアップできるように取り組み、施設にもアウトプットしていきたい。」、また「死に対してできれば避けて通りたいという考えがあったが、死の質を向上させるという新たな価値に気づくことができた。」、「看取りに対しての考え方、心構え等(人生の終わりを共にするという上での)、これから対応するべき事の確認をすることができ、自分の中での“大丈夫”という気持ちにつなげることができる内容だった。」との感想が寄せられました。
研修会の様子
第2部では、特定非営利活動法人認知症の人とみんなのサポートセンター代表の沖田裕子氏が、「認知症ケア~コミュニケーションケアを中心に~」をテーマに研修を行いました。
受講生からは、「認知症の診断のある利用者の方々が多く、自分自身の接し方はもちろん、施設全体として、どのように関わっていったら良いのか模索していたので、今回の講義はとても参考になった。」といった感想が寄せられました。また講義の中で実施されたグループワークでは、「他の人の視点と自分の視点の違いを知ることができ、別の角度から物事を見るように心がけるき
っかけとなった。」「(講師の説明で)関わり方や
考え方の説明一つ一つが具体的で丁寧だったので、とてもわかりやすかった。自分の施設の利用者さんと照らし合わせて考えられた。VTRやグループワークなどもあり、楽しめた。」といった感想が寄せられました。
特定施設専門研修は、2014年度内は、あと4会場(東京、長崎、名古屋、香川)にて開催予定です。みなさまの御参加をお待ちしています。