平成26年度特定施設ケアマネジメント研修（神戸会場）を、9月10日に三宮研修センターで開催しました。
今回の研修には49法人（会員41法人、一般8法人）、80名（会員69名、一般11名）の方が集まりました。
研修会の様子
講師 ：綿 祐二 様
講師は熊本会場に引き続き、社会福祉法人睦月会理事長で日本福祉大学福祉経営学部医療・福祉マネジメント学科教授の綿祐二先生です。
綿先生は生活の連続性を念頭におきながら、小さな違いに気づき、ケアに繋げることの重要性を講義されました。また、介護現場の矛盾を事例にとりながら、ご自身の長年の介護経験に基づく指導例をいくつも提示してくださいました。
受講後のアンケートによると、当日の研修内容について、参加者80名のうち、1名を除いて他全てが「自分の仕事にとても役立つ」「役立つ」と評価しました。「今まで自分が行った研修の中で一番よかったです」「目が点、目からウロコでした。表面的ではない、先生の経験に基づく講義だったからだと思います。」「研修と現場のギャップはいつも感じていたのですが、こういう対応をすればよい・・・との説明があって、大変参考になった」「本音で語ってくださるので、“そうそう”とか“あるある”とうなづける内容ばかりで、あっという間に時間が過ぎました」など、研修を評価する声が多数寄せられました。
また、研修中に実施されたグループワークでは、現場で悩んでいること、講師に質問したいことを出し合うという課題に取り組み、研修の後半は、これら参加者からの疑問に講師が解決の方向を示す形で運営されました。グループワークについて参加者からは「なかなか他施設の人とつながることがないので、話ができる機会はとても貴重だった。」「みんな同じような事例で困っていることがわかり、解決への糸口（対処方法）がみえた。」との感想が寄せられました。
ケアマネジメント研修は、今年度全国3か所（熊本、神戸、東京）で開催予定で、次回は東京（11月19日）です。みなさまのご参加をお待ちしています。