8月19日に平成27年度特定施設専門研修(埼玉会場)を、大宮ソニックシティホール棟で開催しました。今回の研修には42法人(会員39法人、一般3法人)、91名(会員86名、一般5名)の方が集まりました。
会場の様子
下山久之先生の講義の様子
吉村仁志先生の講義の様子
第1部は同朋大学社会福祉学部社会福祉学科准教授の下山久之先生が、「認知症ケア~認知症ケアから介護の専門性について考える~」をテーマに研修を行いました。
受講生からは、「講義の内容がとても身近で分かりやすく、今自分の施設でも抱えている問題を取り上げて話して頂いたので、参考になった。」、「ある程度月日が経つと、「慣れ」が生じ、色々な事を深く考えようとしなくなってしまい、初心に返り、ハッとした。もう一度、自分の働き方を見つめ直すいい機会になったので、仕事へのモチベーションが上がった。」という意見も寄せられました。
第2部は株式会社想取締役兼グラード名古屋駅前施設長の吉村仁志先生が、「看取り介護~特定施設における看取りの基本~」をテーマに研修を行いました。
受講生からは、「看取りとはそもそも何なのか、それを知りたかったので、非常に満足している。」、「家族と同じように看取るということは、難しくはないということに勇気づけられた。」といった感想が寄せられました。また、「看取りは人生の中で、日常生活の延長線上にあるので、自然のまま・ありのままでいいと思う。」といった前向きな感想も寄せられました。
映像、ディスカッションの時間もあり、会場内は活気にあふれ、大変有意義な研修となったとの感想が寄せられました。