平成27年度特定施設専門研修(札幌会場)を7月15日、夏の合間の涼しく過ごしやすい日に、札幌市男女共同参画センターにて開催しました。今回の研修には、15法人(会員12法人、一般3法人)、41名(会員37名、一般4名)の方が集まりました。
日本福祉大学
社会福祉総合研修センター
講師 須田 敏枝氏
第1部では、日本福祉大学社会福祉総合研修センター講師の須田敏枝氏が、「看取り介護~暮らしの延長線上にある看取り~」をテーマに研修を行いました。
受講生からは、「看取りを特別なケアと考えていたので、日々のケアの充実で、その延長線上であるという新しい考え方が生まれた。情報の交換もできたので、有意義な時間を過ごせた。」、「人としての尊厳を大切にし、日々の介護を丁寧に行うことを改めて感じることが出来た。」といった感想が寄せられました。また「看取り介護は、個別ケアだということを改めて実感しました。施設の都合ではなく、その方らしい日々を送る事ができるようケアプランを立てなければ、と姿勢を正していきたいと思う。」といった前向きな感想も寄せられました。
同朋大学社会福祉学部
社会福祉学科准教授
下山 久之氏
第2部では、同朋大学社会福祉学部社会福祉学科准教授の下山久之氏が、「認知症ケア~認知症ケアから介護の専門性について考える~」をテーマに研修を行いました。
受講生からは、「とてもわかりやすく、ユーモアの混ざった表現で、頭に入りやすかった。穏やかに過ごすことがどんなに大事か痛感した。」、「自分のケアの再確認と後輩にケアの方法を伝えやすくなった。」といった感想が寄せられました。
今年度初回となる札幌市での専門研修は、昨年より多くの方にご参加頂き、好調なスタートを切ることが出来ました。ありがとうございました。
今年度の専門研修は残り8会場での開催を予定しております。詳しくは特定協ホームページ、FAXでご案内いたしますので是非ご参加ください。