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2015年11月10日

平成27年度特定施設専門研修(神戸会場)を11月10日に三宮研修センターで開催しました

 平成27年度特定施設専門研修(神戸会場)を11月10日、朝夕の冷え込みが厳しく感じられる中、三宮研修センターにて開催しました。今回の研修には、39法人(会員33法人、一般6法人)、80名(会員73名、一般7名)の方にご参加いただきました。

須田先生の講義の様子

下山先生の講義の様子

 第1部では、日本福祉大学社会福祉総合研修センター講師の須田敏枝先生が、「看取り介護~暮らしの延長線上にある看取り~」をテーマに研修を行いました。
 受講生からは、「その方の人生を振り返り、最期の時を共有するという考え方に触れて、改めて看取りの重さを認識した」、「事例の取り組みは、理想的なものだった。感銘を受けたと同時に、“うちの施設ではどこまでできるか…”と、理想と現実のギャップも感じ、色々なことから見直し、改善していかなければいけない」といった感想が寄せられました。
 また、「DVDで、自施設で関わる入居者様の顔が浮かんだ。ご入居者に対する接し方をもう一度よく見直さなければならないと改めて気付かされた」など、講義の最後に流れたDVDに心を打たれたという感想もいただきました。
 第2部では、同朋大学社会福祉学部社会福祉学科准教授の下山久之先生が、「認知症ケア~認知症ケアから介護の専門性について考える~」をテーマに研修を行いました。
 受講生からは、「認知症であってもなくても、私たちと同じ心理的ニーズであることを改めて感じた」、「自分の働く施設でも説明したくなるような内容だった」といった感想が寄せられました。
 また、「一人の人として、しっかり向き合えているのか振り返るきっかけとなった。明日から考え方、見方を少しずつ変えてみたいと思う」など、日頃の業務の仕方や認知症の方との関わり方を改めて考えさせられたという感想もいただきました。