平成28年度介護付きホーム(特定施設)リスクマネジメント研修【東京会場】を、複数の台風が日本列島を取り囲んだ8月24日に、日本教育会館にて開催しました。今回の研修には、30法人(会員28法人、一般2法人)、87名(会員85名、一般2名)の方が集まりました。
綿氏 講義の様子
グループワークの様子
当日は綿 祐二先生が、「事故と過誤を見分け、要因と対策を考える」をテーマに研修を行いました。 受講生からは、「先生の話がとても分かりやすく、自分自身のスキルアップにもつながり、リスクマネジメントに対する意欲が上がった」「リスクの勉強をすると職員が厳しい業界だと萎縮してしまうので、楽しいながらもドキリとする綿先生の研修をまた私も受けたい、他職員にも受けさせたい、と思った」「持っていた疑問や考えているけど言葉にしていなかった事を先生が口にしてくださって、とても勇気をもらった」との意見が寄せられました。
研修のグループワークでは、活発に意見交換が行われました。 受講生からは、「倫理観や信頼関係等のキレイ事では済まされない事もあること。命を守ること。さらに知識を深めなければいけない課題もみつかった」「大きな事故が起きた後、関わった職員との話し合いはしているが、他職員からも意見を聞く機会を作りたい」「利用者様の命だけでなく、従業員を守るべき会社としての仕組みを作っていくことの必要性を感じた」といった感想が寄せられました。
リスクマネジメント研修の初回となる東京会場での研修は、当初の予定定員数をはるかに上回る87名にご参加いただき、大盛況となりました。この後も、福島、愛媛、岡山で開催いたします。 秋には認知症ケアグループワーク研修がスタートします。介護付きホーム(特定施設)の運営に携わる皆様に、より一層ご満足いただける研修となるよう準備を進めております。次回は、認知症ケアグループワーク研修【埼玉会場】を10月21日に開催いたします。 みなさまのご参加を心よりお待ちしています。